展覧会のご案内

シャンバラへの道 / Way to Shambhala
スラバ・カロッテ絵画作品展
Slava Carotte Solo Exhibition
スラバ・カロッテの虹
~平和への祈り~
10月18日(土)~26日(日) 12時~19時
※22日(水)休廊
<作家在廊予定日>
土・日・火・金
スラバ・カロッテを主人公にした書籍『シベリアのビートルズ』(亜紀書房)の著者で、公私におけるパートナーである多田麻美氏と共に在廊します。
在廊日時の追加・変更の際には 下記ぎゃるり でんぐりのSNSにてご案内します。
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スラバ・カロッテ / SLAVA CAROTTE
シベリアのイルクーツクで生まれる。1982年に芸術学校を修了後、83年にイルクーツク芸術専門学校に入学。4年目に義務の兵役へ。除隊後はイコン、広告、肖像画などを描く。大家ミハイル・ダニーロヴィチよりモノタイプの手法を伝授され、フリーの芸術家に。敬愛する人物をテーマにしたファンアートや風景画などを油絵、水彩画、色鉛筆画、モノタイプ、コラージュ、ドローイングや、既製品の応用、およびそれらを同時に用いた混合技法などで制作。その作品はシベリアの現代アートに精通した評論家 タマーラ・ドラニッツァや現代ロシアを代表する画家ガリーナ・ノヴィコヴァなどにも高く評価され、多くの著名ミュージシャンや美術館にも所蔵されている。
本展では、ニコライ・レーリヒ(レーリッヒ)からインスピレーションを受けた「シャンバラへの道」をはじめ、カロッテが敬愛する創造力に満ちた人々をテーマにした作品、日本やシベリアの風景画など約20点と、オリジナルグッズ、関連書籍を展示販売いたします。
ニコライ・レーリヒは画家であると同時に思想家でもあり、戦時下における文化財保護(のちの「レーリッヒ条約」)を提唱し、武力紛争から芸術や文化を守ろうとした人物です。その精神は、カロッテの作品に込められた「Love and Peace」への深い思いと重なります。
<受賞歴>
2013年 ブルガリア ソゾポルの『国境のない芸術』国際野外芸術コンテストにて最優秀賞

『シベリアのビートルズ』Битлз в Сибири
多田麻美 著(亜紀書房)
スラバ・カロッテを主人公に、パートナーの多田麻美さんが著した『シベリアのビートルズ』。2022年11月に出版され、大きな話題となりました。西側の情報がほとんど入らず、規制だらけのソ連時代。そんな中でビートルズの音楽に出合い、ロック少年としてシベリアでたくましく育ったスラバ。ペレストロイカをくぐり抜け、激変するロシア社会を生き抜いてきた彼の半生に、著者自らの人生の軌跡を織り交ぜながら、イルクーツクでの暮らし、現代を生きる人々を支えるアートや音楽、文学への思いをつづった人気の書(会場でも販売します)

表紙イラスト: スラバ・カロッテ
多田麻美 (ただ・あさみ)
17年間、北京に滞在。2018年にシベリアのイルクーツクへ拠点を移し、やがてスラバ・カロッテと結婚。ロシアや中国のアート、旅、生活、音楽、文学をテーマに各種媒体に寄稿。ラジオでも情報を発信中。
著書に『老北京の胡同』『映画と歩む、新世紀の中国』『中国古鎮をめぐり、老街をあるく』など。

Beatles Mandala
スラバ・カロッテ

Rainbow from the Railway Station
(ぎゃるり でんぐり をモチーフにした水彩画)
スラバ・カロッテ